ミャンマー避難民がつくる頭陀袋(ずだぶくろ)のご紹介と支援活動

ミャンマー避難民支援活動についてのご報告


現在ミャンマーの国では、自国で暮らすミャンマー人が反軍事政権のデモ行進や抗議活動に参加しただけで銃撃され、身元や所在が分かると個人の銀行凍結、政治犯として追われることになります。
逃亡先でも国軍による空爆を受け、命からがらミャンマーの国境近くにあるタイのメソトに逃げなくてはいけないという情態です。
タイに命からがら逃げているミャンマーの避難民の方々は、ミャンマーと国境を接するタイ北西部の街メソトで不安と恐怖に苛まれながら日々を過ごしています。

タイに拠点を置くボランティア団体「海外イラワジ協会(Overseas Irrawaddy Association)」は、避難民支援活動のためにタイ国にミシン工場を建設しましたが、タイ政府からの閉鎖命令を余儀なくされました。
団体は知恵を絞り、それぞれの自宅にミシンを配り縫製を行えるようにしました。
NPOグレーターメコンセンターでは、避難民の方々を支援する一環として頭陀袋を作ってもらっています。
行政・医療・就労のサービスをまともに受けることのできない状況にある避難民のための補助になればと考えております。
政情不安が続くミャンマーにどうか1日でも早く内戦が治まり、平和が訪れるよう祈念いたします。

 

頭陀袋の紹介


特徴

デニム生地の頭陀袋は、見栄えを良くし普段使いできる紺色の落ち着いた自然な風合いです。
内側にはポケットを付けチャックを付けることにより貴重品も入れることができる仕様になっています。
外側のポケットには1尺の太鼓又はA4書類も入るようになっています。
手に取られた方は、色落ちする場合がありますので、ご使用前に一度洗濯することをおすすめします。

頭陀袋とは?

頭陀袋とは、 仏教の僧侶が修行(托鉢)の際に携行していた袋です。頭陀とは、その修行を指します。現代においては、その利便性からエコバッグやショルダーバッグと名を変えて日常生活で使われています。

お問い合わせ

ご興味のある方・ご所望の方は、当山へお問合せ下さいませ。
ご支援されました代金の一部は、ミャンマーの避難民の支援活動に充てられます。
03-3751-0220

※頭陀袋を製作している団体の紹介


OIA(Overseas Irrawaddy Association)
海外イラワジ協会といい、タイとミャンマーの国境メソトという街で活動しています。主にミャンマー人がメソトに逃げてきて、難民にも認定されず路頭に迷っている人達を助けている団体です。

詳細はコチラ https://myanmarjapon.com/top-interview/2303-1
Facebook   https://www.facebook.com/Overseas.Irrawaddy.Association/